「ジブンデ」「イヤ」と自己主張がはっきりしてきて、大人にとってはやりにくい時期をむかえます。「イヤ」の気持ちをしっかり受け止めてもらうことで受け入れられるようになっています。
まねっこあそびや追いかけごっこをたっぷりする中で「早くとゆっくり」「高くと低く」など自分の動きを調整する力をつけていきます。
衣服の着脱、トイレでの排泄も自分でやっていくことを大切に時間をかけ関わっていきます。
指先を使った細かい動作ができるようになり、感触あそび・造形あそびが楽しくなっていきます。また、ものを「バスみたい」などとみたてて楽しめる時期なので、つもりあそび・ごっこあそびなど言葉でのやりとりを大切にしていきます。
「ジブンデ」「イヤ」の気持ちを「自我の育ち」として受け止めながら、一方で自分の行動のすべてが受け入れられるわけではないことにも気づかせていきます。時間をかけて、ひとりひとりの子どもたちに関わる中で「課題の達成に向かう力」や「気持ちをコントロールする力」「やりぬく力」のもとを育てていきます。