0歳児期に大事にしている、ハイハイを十分することにより、基礎的な筋力を育て、その後の外あそび、お散歩、体育あそびを通して、足腰の力をつけていきます。
夏のプールあそび、山登り、長距離を歩く経験などを通して、最後までやり抜く体力をつけていきます。
手や指を使って、ひとつのものを作り上げる経験が少なくなってきている今、“手を育てる”ことを大切にしています。造形あそび、造形活動の中で手や指を使いものに関わることにより、道具を使える手を育てていきます。
できるまでの過程を大切にしながら、「やったー!」「できた」という達成感、満足感を感じ、自信や意欲へとつなげていきます。
生活の中で、気付くこと、見ることを大切にし、好奇心(興味)へとつなげていきます。
0歳から様々な素材を使い、感触あそびを楽しみます。素材の感触、においを感じ、 ”(小麦粉に)水を入れたら、どろどろになったり、固まったりする”などの変化に気付き、「不思議だな」「もっとやってみよう」とものに関わっていく力を育てていきます。
野菜の皮をむくお手伝いやクッキングを通して、”見る””触る””匂いをかぐ””音を聞く””味わう”など、五感を刺激し、食べる意欲へとつなげていきます。また幼児組では、自分たちで野菜を育て、収穫し、調理して食べる経験もしていきます。
安心できる大人との関係の中で「いや」「自分で!」と自我をしっかりだし、受け止めてもらったり、共感したり、認めてもらう経験を積み重ね自己肯定感を育んでいきます。
ことばは
①コミュニケーションの手段
②自分の気持ちや行動をコントールする力
③物事に対する理解と思考力につながる
など、子どもたちの成長を支え、高めていくうえで非常に大切なものです。 子どもとしっかり目を合わせ、子どもが自分の気持ちをことばで表現できるよう、ことばでのやりとりを大切にしています。またこうしたことを通して、友だちの気持ちにも気付いていってほしいと思っています。
あいさつすること、順番を守ること、ゆずりあうことなど、集団での決まりや約束を知り、基本的な社会性を身に付けていきます。
小さいお友だちのお世話をしてあげたり、一緒に遊ぶ中で相手に合わせてあげたり、相手を思いやる心を育てていきます。
友だちと一緒に楽しい経験をしたり、時にはケンカをしたり、困った時助けてもらったりしながら、友だち関係を深めていきます。年長組では、話し合い活動をしながら、自分たちの生活を自分たちで作っていくことを目指します。